前書き
現状の &fml5; はかなり使えますが、
ドキュメントも不十分だし、
機能も 4.0 の半分弱程度です。
そういう意味で、実運用には、まだ
4.0 stable
を使う方がよいでしょう。
2001 年も終りに近付く今日この頃、
&fml5; は開発用とはいえ、十分実用的に動いています。
makefml や CGI でユーザの登録もできるし、
HTML 化機能+スレッド追跡システムは便利で、
作者は、(特に 4.0 にない諸機能を使うために)運用ベースで使っています。
ただ、多くのこまごまとした機能は未実装ですし、
再デザインの研究最終段階といったあたりという感じです。
次世代 fml への道
&fml5; もしくは fml 5.0 (仮称) プロジェクト
とは fml 4.0 を一から書き直す次世代 fml プロジェクトの総称
ざっくりとしたイメージしては
4.0 と 5.0 の違いは
sendmail と postfix のような関係といえるでしょう。
です。
これは fml 4.0 までに至る約 10 年の経験を再実装する試みといえます。
つまり、この試みには何年もの歳月がかかっても不思議はないでしょう。
次世代 fml の考え方は fml 4.0 の”機能”を再構想/再実装することです。
これはデザインを一から考え直すことに加え、
機能や変数の整理整頓も含みます。
まず最初にするべきことは 4.0 の機能とそのデザインについての再検討です。
例えば、次のような項目が考えられます。
5.0 へ引き継ぐべき機能は何か?
5.0 でもっとうまく、
よりカスタマイズしやすいものに実装できないか?
もう要らない機能はどれか?
これらについての意見を募集したいと思っています。ですが、漠然と議論して
もしょうがないので、議論の叩き台として動くものを作りつつあります。
http://www.fml.org/software/fml-devel/
ftp://ftp.fml.org/pub/fml-devel/
これは、あくまでもアイデアを表現するためのものなので、機能は最低限のも
のしかありませんが、十分動きます。
作者は fml-devel MLをはじめ、
いくつかの場所で運用ベースで使っています。
もっとも、
変数名もアーキテクチャアも本決まりではないので、
将来変わる可能性はありますが…
最初の試金石バージョンがリリースされる際には、
fml 1.2 相当の最低限の機能
+ makefml (CUI + CGI) が加わったもの
+ 自動スレッド追跡システム
+ 自動 HTML 化機構
が動くようになっている見通しです。
fml 4.0 と 5.0 の関係
4.0 と 5.0 は
&fml5; で作られたモジュールのマージと
4.0 自体のコードの保守をしつつ、
並行開発されていっています。
そのため 4.0 系は fml project 全体の中で、
相対的に stable に近い current という位置付けになります。
4.0 の bug fix は 4.0.x (4.0.1 4.0.2 …)としてまとめられリリー
スれていく予定です。
4.0-current は 4.0.x のためのテストケースであり、
5.0 は本当の開発コード( fml-current )という位置付けといえます。
-----------------------------> 5.0 (本プロジェクトの目標)
↑↓交流
1.2 〜 4.0 ------------------------------> 4.0-current
| |
4.0.1 4.0.2 .... (リリース / 4.0-stable バージョン)
fml 5.0 用に作られたモジュールを fml 4.0 へ輸入する予定です。
たとえば 4.0 でも独立性の高い mead (エラーメール解析プログラム)や、
スレッド追跡システムです。
これは 5.0 の機能を 4.0 でテストをするいう意味あいもあります。
この作業は 4.0.4 か 4.0.5 以降本格化する予定です。
言い替えると、
4.0 系列の bug fix は 4.0 で行ないますが、
新機能は、5.0 で開発したものをモジュール単位で 4.0 へ輸入していく
形をとります。
&fml5; で既に動く機能
postfix スタイルの設定ファイル
配送、
ヘッダの書き換え、
フィルタ( 4.0 の Envelope Filter に相当するもの )
MTA が起動するメインのプログラム:
fml.pl distribute command
いくつかのユーティリティ:
fmlconf
fmldoc
fmlhtmlify
fmlsch
fmlthread
makefml
CGI :
fmlsch.cgi
fmlthread.cgi
makefml.cgi
IPv6 による配送
スレッド追跡システム(CUI と CGI を含む):
(fmlthread fmlthread.cgi)
記事の HTML 化システム:
fmlhtmlify および makefml に HTML 化コマンドがあります。
抽象化 IO 層
メンバーファイルをファイル、/etc/group, NIS, MySQL
から取り出すことができます。
メーリングリスト
fml 5 の議論のためのメーリングリストを用意してあります。
登録の仕方はいつもと一緒です。
fml-devel MLへの自動登録は fml-devel-ctl@ffs.fml.org へ
subscribe の後に自分の名前をローマ字で続けたフレーズをメールの"本文"
(注意: メールの本文)に書いて送って下さい。例えば次のようになります。
To: fml-devel-ctl@ffs.fml.org
subscribe Kinomoto Sakura
このメールに対し、登録意志確認のメールが送り返されてきます。
そのメールに返事をしてください。
MLに登録されます。
fml-devel MLのログは
http://www.fml.org/mlarchives/
で公開しています。
MLに参加しないが、要望等を送りたいという場合、MLではなく
fml-request@fml.org
へメールを送って下さい。このメールは適宜 fml-devel 等に流して議論した
いと思います。他にフォワードなどされたくない場合はその旨を一筆書いてお
いて下さい。
ご意見募集中
&fml5; のアイデアのついて、
ご意見・御感想をお待ち
しております。
端的にいえば 4.0 のここは受け継ぎたいが、あの機能は
どうでもよいとか、あの機能はこう実装するべきだなどといった
意見も募集しています。
§.terms;