前書き
fml-devel (fml 開発版)の現状と TODO
現状の &fml5; は運用ベースの実証実験の段階に入りました。
基本的な機能はかなり実装されました。
4.0 の細かな部分までフォローできているわけではありませんが…
その意味で、いろいろな機能を使いたい場合には、まだまだ
4.0 stable
を使う方がよいでしょう。
現在の fml-devel で動く機能そして TODO リストは
http://www.fml.org/software/fml-devel/fml/doc/ja/todo/STATUS.html
を参照して下さい。
次世代 fml への道
&fml5; プロジェクトは &fml4; を
1 から書き直す次世代 fml プロジェクトの総称
です。
これは &fml4; までに至る約 10 年の経験を再実装する試みといえます。
ざっくりとしたイメージしては
4.0 と &fml5; の違いは sendmail と postfix のような関係と思って下さい。
次世代 fml の考え方は現代的観点から
&fml4; の”機能”を再構想/再実装することです。
これはデザインを一から考え直すことに加え、
機能や変数の整理整頓も含みます。
例えば fml (4.0) を使っていて問題になるのは、
「特定のホストで、FFS の上にファイルを書く」という
のが基本デザインから継承された構造です。
では、
冗長化構成のため NFS にするとどうなる?
トラブルチケットシステムと連動したい場合は?
SQL サーバとも連動したいですね?
う〜ん…
また、構造論ではなく単に自分で欲しい機能があります。
fml 自体がバグトラッキングシステムを提供して欲しいし、
bug tracking system もサーチエンジンもできるだけメールと連動して
いろいろして欲しい。
それらをよい簡単に書けてほしいです。
まず最初にするべきことは 4.0 の機能とそのデザインについての再検討です。
例えば、次のような項目が考えられます。
&fml5; へ引き継ぐべき機能は何か?
&fml5; でもっとうまく、
よりカスタマイズしやすいものに実装できないか?
もう要らない機能はどれか?
これらについての意見を募集したいと思っています。ですが、漠然と議論して
もしょうがないので、議論の叩き台として動くものを作りつつあります。
http://www.fml.org/software/fml-devel/
ftp://ftp.fml.org/pub/fml-devel/
これは、あくまでもアイデアを表現するためのものなので、機能は最低限のも
のしかありませんが、十分動きます。
作者は fml-devel MLをはじめ、
いくつかの場所で運用ベースで使っています。
もっとも、
変数名もアーキテクチャアも本決まりではないので、
将来変わる可能性はありますが…
最初の試金石バージョンがリリースされる際には、
fml 1.2 相当の最低限の機能
+ makefml (CUI + CGI) が加わったもの
+ 自動スレッド追跡システム
+ 自動 HTML 化機構
が動くようになっている見通しです。
&fml4; と &fml5; の関係
4.0 と &fml5; は
&fml5; で作られたモジュールのマージと
4.0 自体のコードの保守をしつつ、
並行開発されていっています。
そのため 4.0 系は fml project 全体の中で、
相対的に stable に近い current という位置付けになります。
4.0 の bug fix は 4.0.x (4.0.1 4.0.2 …)としてまとめられリリー
スれていく予定です。
4.0-current は 4.0.x のためのテストケースであり、
&fml5; は本当の開発コード( fml-current )という位置付けといえます。
fml-devel
-----------------------------> 5.0 or 8.0 (本プロジェクトの目標)
↑↓交流
1.2 〜 4.0 ------------------------------> 4.0-current
| |
4.0.1 4.0.2 .... (リリース / 4.0-stable バージョン)
&fml5; 用に作られたモジュールを &fml4; へ輸入する予定です。
たとえば 4.0 でも独立性の高い mead (エラーメール解析プログラム)や、
スレッド追跡システムです。
これは &fml5; の機能を 4.0 でテストをするいう意味あいもあります。
この作業は 4.0.4 か 4.0.5 以降本格化する予定です。
言い替えると、
4.0 系列の bug fix は 4.0 で行ないますが、
新機能は、&fml5; で開発したものをモジュール単位で 4.0 へ輸入していく
形をとります。
&fml5; で既に動く機能
postfix スタイルの設定ファイル
配送、
ヘッダの書き換え、
フィルタ( 4.0 の Envelope Filter に相当するもの )
MTA が起動するメインのプログラム:
fml.pl distribute command
いくつかのユーティリティ:
fmlconf
fmldoc
fmlhtmlify
fmlsch
fmlthread
makefml
CGI :
fmlsch.cgi
fmlthread.cgi
makefml.cgi
IPv6 による配送
スレッド追跡システム(CUI と CGI を含む):
(fmlthread fmlthread.cgi)
記事の HTML 化システム:
fmlhtmlify および makefml に HTML 化コマンドがあります。
抽象化 IO 層
メンバーファイルをファイル、/etc/group, NIS, MySQL
から取り出すことができます。
メーリングリスト
fml 5 の議論のためのメーリングリストを用意してあります。
登録の仕方はいつもと一緒です。
fml-devel MLへの自動登録は fml-devel-ctl@ffs.fml.org へ
subscribe の後に自分の名前をローマ字で続けたフレーズをメールの"本文"
(注意: メールの本文)に書いて送って下さい。例えば次のようになります。
To: fml-devel-ctl@ffs.fml.org
subscribe Kinomoto Sakura
このメールに対し、登録意志確認のメールが送り返されてきます。
そのメールに返事をしてください。
MLに登録されます。
fml-devel MLのログは
http://www.fml.org/mlarchives/
で公開しています。
MLに参加しないが、要望等を送りたいという場合、MLではなく
fml-request@fml.org
へメールを送って下さい。このメールは適宜 fml-devel 等に流して議論した
いと思います。他にフォワードなどされたくない場合はその旨を一筆書いてお
いて下さい。
ご意見募集中
&fml5; のアイデアのついて、
ご意見・御感想をお待ち
しております。
端的にいえば 4.0 のここは受け継ぎたいが、あの機能は
どうでもよいとか、あの機能はこう実装するべきだなどといった
意見も募集しています。
§.terms;